【SSDゴリラ09モデル】PNDとフルナビの垣根が無くなった

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09春夏モデルとして発表された『SSDゴリラ』の特長は、「普通のナビ(フルナビ)とまったく同様に使える」ということだ。

これまでのPNDは2GB程度のSSD、もしくはSDカードに地図や検索データを収録。700MBのCDより容量が多いものの、8GB超のDVDやHDDとは比較にならないほどその量は少なかった。ナビの根幹である検索データの件数には大差がないものの、地図データは必要最小限。画面が小さいのでシンプルな地図の方が見やすいのは事実だが、画面構成はフルナビに比べて素っ気無いという印象だった。

今回発表されたゴリラ3機種には8GB容量のSSDを搭載。ほぼ全量を地図や検索データに充ているが、これによってデータ量的にもDVDやHDDナビと肩を並べることとなった。ゴリラのHDDモデルはキャリーオーバーされているが、3D交差点図や方面看板図などの収録件数は今回のSSDモデルの方が上回っている。

今回初めて25mスケール時の詳細市街図や3D表示を採用。3Dジャイロも内蔵されたが、これによってクラスを感じさせなくなった。液晶自体の質も良く、5.2V型モニターモデルであっても視認性は良好だ。また、ルート検索時の速度は非常に速く、フルナビ並みの5ルート検索にも対応している。使い勝手はフルナビのそれと変わらない。

PNDは「これがあればフルナビはもういらないよね」と思わせるところがあったが、今回のSSDゴリラはまさに「フルナビを食う勢いのある製品」に仕上がっている。価格は他のPNDに比べて高めだが、満足度は高いと思われる。

《石田真一》

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