日産自動車、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは3月22日、岡山国際サーキットで開催されたSUPER GT開幕戦決勝レースで、予選3位からスタートした「HIS ADVAN KONDO GT-R」(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が優勝を果たしたと発表した。2位との差は21秒と、大量リードでの圧勝となった。
決勝レースは雨模様となったが、3番手から上位進出のチャンスをうかがっていたオリベイラは好スタートで、3周目のうちに首位に躍り出た。その後も周回ごとに追い上げる後続車を確実に引き離し続け、20周過ぎには2位に約10秒、30周過ぎには約20秒のマージンを築いた。
オリベイラは82周の決勝レースのうち、52周を1人で走行、2位に約50秒リードして荒にドライバー交代した。その後も安定した走行で2位に近づかれることもなく、首位でレースをフィニッシュした。
同じ日産GT-R勢としては、予選10位からスタートした「IMPUL カルソニック GT-R」(松田次生/セバスチャン・フィリップ)が4位入賞した。