いすゞ自動車は12日、小型トラック『エルフ』、大型トラック『フォワード』、ニッサンブランドの『アトラス』、ニッサンディーゼルブランドの『コンドル』など計8車種の燃料供給ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2002年5月16日-2007年7月27日に製作された1万8642台。
燃料噴射装置の燃料供給ポンプのシリンダ部の材質が不適切なため、シリンダ内部に水分が付着して錆が生じると亀裂が発生し、燃料が漏れてエンジンが停止するおそれがある。
全車両、燃料供給ポンプの品番を確認し、不適切な材質を使用したポンプは対策品と交換する。
不具合発生件数は13件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。