フォルクスワーゲングループジャパンは25日、『ゴルフ2.0 GTI / GTX』、『パサートヴァリアント 3.2 V6 4モーション』など計13車種の点火コイルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
1月28日に同内容のリコールを届け出ていたが、対象車の選定漏れがあったため、追加して届け出たもの。
今回対象となるのは、2006年6月15日-2007年7月10日に輸入された9815台。1月のリコールとあわせると8万2266台となる。
点火コイルの材質が不適切なため、コイルボディに亀裂が生じ、コイルの電圧が上がらず点火プラグが失火し、排出ガスの基準値を超えるおそれがある。
全車両、点火コイルの部品番号を点検し、対象となるものは対策品と交換する。
不具合発生件数は2件で、販売店からの情報で発見した。事故は起きていない。