北米マツダ CX-7 マイナーチェンジ

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北米マツダは11日、『CX-7』のマイナーチェンジ仕様を発表した。2.5リットル直4(161ps)搭載車を新設定。内外装のリファインも行われた。

2006年にデビューしたCX-7はMZR型直噴2.3リットル直4ターボ(244ps、35.7kgm)だけの設定だった。今回のマイナーチェンジでは、顧客の選択肢を広げるため、2.5リットルのNAグレードが追加される。

このエンジンは、すでに『マツダ6』(日本名『アテンザ』)などに搭載されているものと共通の2.5リットル直4で、最大出力161ps/6000rpm、最大トルク22.3kgm/3500rpmを発生する。駆動方式はFF、トランスミッションは5速ATだ。

CX-7は「SUVの形をしたスポーツカー」がコンセプトだが、マイナーチェンジでは走りの性能が磨きこまれた。ボディ剛性のアップやサスペンション設定の見直しで、ハンドリングが向上。NVHや風切り音の低減によって、静粛性も引き上げられている。

内外装のリファインもニュース。フロントはバンパーを変更し、5ポイントグリルを大型化。新型『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)や『MX-5』(日本名『ロードスター』)にも通じるマツダのファミリーフェイスを構築する。リアもバンパーが新デザインとなった。

インテリアはステアリングホイール、メーター、インパネセンターのデザインを一新し、質感がアップ。とくにインパネセンターの最上段には2種類のモニターを新設し、ドライバーに情報を的確に伝える。運転席にはポジションメモリー、助手席には電動リクライニング機構を追加。マツダ6や『CX-9』と同様に、ブラインドスポットモニタリングシステムもオプション設定された。

マイナーチェンジを受けたCX-7は、13日に開幕するカナダモーターショーで初公開。北米では2010年モデルとして、今秋から販売される予定である。

《森脇稔》

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