いすゞ自動車は22日、普通トラック『エルフ』『フォワード』、OEMの日産『アトラス』、日産ディーゼル『コンドル』、マツダ『タイタン』、5車種の動力伝達装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年1月17日 - 同年3月29日に製作された1216台。
プロペラシャフトのスライドヨークスプライン根元部の高周波焼き入れ範囲が不適切なため、強度が不足し、亀裂が生じてプロペラシャフトが折損し、走行不能となるおそれがある。
全車両、プロペラシャフトを良品と交換する。不具合発生はなく、部品メーカ情報でわかった。事故は起きていない。