【COTY 選考コメント】従来型の価値感、最後の傑作…西川淳

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しょぼくれた時代だからこそ、迷うことなく日産『GT-R』に10点を投じた。確かに誰にでもオススメできるクルマじゃない。このクルマを最後に、クルマに対する従来型の価値感も変貌、もしくは終焉するかも知れない。来年のイヤーカーレースでは、はっきりそうなる。

けれども、今年一年を振り返ってみれば、GT-Rは、最もインパクトがあって、最も技術面で秀でており、最もパフォーマンスが素晴らしく、最も多くの人々の熱い視線を集め、日本のクルマ造り/モノ造りを改めて世界にアピールできた存在だった。

スタイリングから性能、そして価格的な面も含め、日本オリジナルの発想で世界と勝負できたほとんど初の日本車だったと思う。何と言っても日本車史上初めて、ツルシで世界と互角もしくはそれ以上に勝負できた高性能車なのだ。最後にやってきた和製スーパーカー。ノー天気なクルマ好きの主張かも知れないが、特別賞を含めて“4冠”だった。

西川淳|自動車ライター
昭和40年生まれ、奈良県出身。スーパーカーをこよなく愛し、イタリア車に大いにはまりながらも、高性能ドイツ車を尊敬してやまず、新旧日本車もカワイクて仕方がない。三国同盟的浪花節クルマおたく。
《西川淳》

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