【D視点】世紀末的SUV…BMW X6

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アンドロジナスルックの魅力

2007年フランクフルトモーターショーで発表されたBMW『X6』が、日本での予約注文を開始した。BMWのSUVラインアップにおけるX6の位置づけは、オンロード系ラインアップの『6シリーズ』クーペに相当している。

日本では理解しにくいセンスだが、欧米のラグジュアリーカーユーザーはクーペに特別な思い入れがあることを示している例といえる。『X5』のバリエーションモデルなのでボディサイズもメカニズムも基本的な違いはなく、ドア数も同じである。そして、グレードは上級だけに絞っているので、価額は851万 - 1070万円と高い。

キャビン周り、特にクーペのように倒したリアピラーでSUVらしからぬスマートさをアピールしており、フロントとリヤ周りのデザインも乗用車らしいデザイン処理がなされている。しかしボディの下部は、大きなタイヤで充分なロードクリアランスがとられており、頑丈なSUVそのままだ。

スマートな上半身に対してマッチョな下半身の組み合わせは、奇異に見えるが、服飾ファッションでは80年代に流行ったアンドロジナスルック(男と女の両方の感覚を備えたようなファッション)が復活しており、流行の最先端のように感じさせるところもある。

《松井孝晏》

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