日産自動車は、8月16日から24日に開催される「第2回軽井沢八月祭」に協賛し、同社の燃料電池車『エクストレイルFCV』2005年モデル2台を音楽祭の演奏者の送迎や環境教育用に提供する。
軽井沢八月祭は、財団法人ソニー音楽芸術振興会が中心となって組織される実行委員会が運営する音楽祭を中心とした文化・芸術の祭典で、日産としては昨年の第1回目に続いて2年連続の協賛となる。
軽井沢八月祭実行委員会が目指す「環境に配慮したイベント運営」と、「人とクルマと自然の共生」を目指して中期環境行動計画「ニッサングリーンプログラム 2010」を推進する日産の考え方が一致し、今年も運営に協力すると、している。
日産のエクストレイルFCVは、県や市へのリースなどで使用されたほか、民間のハイヤーとしても活躍した。会期中は、同車両2台が演奏者の送迎を行うほか、一般消費者の試乗体験や、地元小学校での環境出張授業でも使用される予定。
期間中の水素充填のため、同社は水素ステーションを渡商会の協力を得て現地に設置する。
また同社では、夏休み期間の8月1日から24日まで、軽井沢八月祭のイベントの一つとして、軽井沢絵本の森美術館にて、「ニッサン童話と絵本のグランプリ」作品展を行う。社会貢献活動の同グランプリの優秀作品の中から6点の絵をパネル展示するほか、過去の優秀な出版作品を閲読用に展示する。