日野自動車は15日、大型トラック『プロフィア』と『レンジャー』2車種の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年1月6日 - 2006年12月4日に製作された2万3151台。
前輪用制動装置のブラケット締め付けボルトの締め付けトルクが不足しているため、ボルトが緩み、損傷・脱落して制動装置がブラケットごとはずれ、ブレーキホースが損傷して制動力が低下するおそれがある。
全車両、ボルトを点検し、緩んでいる場合はボルトを新品と交換し、規定トルクで締め付ける。
不具合発生件数は19件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。