日野『プロフィア』1132台をリコール…火災3件発生、インジェクタ不具合で

改善箇所
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日野自動車は2025年9月30日、大型トラック、日野プロフィア』について国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは2019年1月18日から2019年10月8日に製造された16型式、計1132台。燃料装置のインジェクタに不具合があることが判明した。

インジェクタボディの成形工程が不適切なため、部品強度が不足している車両がある。高負荷運転の繰り返しによりインジェクタに亀裂が生じ、エンジン内部に燃料が漏れてエンジンが損傷し、最悪の場合は火災に至るおそれがある。

不具合は市場からの情報により発見され、これまでに14件の不具合が確認されている。このうち火災が3件発生した。

改善措置として、全車両のインジェクタを良品に交換する。

また、交換修理用部品として出荷され、組み付けられた可能性がある車両14台についても、同様の改善を実施する。

《レスポンス編集部》

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