ヤマハ発動機は、500ccエンジンを搭載したオートマチック・スポーツコミューター『XP500 TMAX』に新設計オールアルミ製フレーム採用などによるモデルチェンジし7月30日から発売する。
今回XP500 TMAXは、現行モデルの個性を継承しつつ、「スポーツコミューターの進化」をコンセプトに開発した。
よりスポーティに外観を一新するとともに、吸排気系の最適化、新設計アルミ製フレーム、前後15インチラジアルタイヤの採用などの相乗効果で走りのパフォーマンスとクオリティ感、環境性能を高めたと、している。
特に新設計アルミフレーム(CFアルミダイキャスト)は、軽量高剛性で、形状自由度の高いヤマハ独自のCFアルミダイキャスト技術によるもので、スポーツ性とユーティリティを高次元での調和を図った。フロントには120/70-15インチラジアルタイヤを採用、これに連動してフロントフォークのインナーチューブ径は43mmにアップして最適化を図った。
外観ではフロント廻りに2分割式フロントスクリーンを新たに採用し、フロントフェンダーもダウンフォース感を強調するとともに、ラジエターへの導風効果を狙った。リアビューは従来のイメージを残しながらよりシャープなデザインを採用した。このほか、新作メーターパネルは、キー穴を中央に配した左右対称タイプで、文字面に傾斜を設け立体的に視認できる設計とした。
価格は94万5000円。