アークブレインは5月22日、『携帯電話ビジネス“次世代”の潮流』と題したセミナーを開催する。講師は、通信・ITSジャーナリストの神尾寿氏。
携帯電話市場およびビジネスに「次世代」の動きが見え始めてきた。市場環境ではMNP開始後の競争が激化、ドコモのシェアが50%を割り込み、ソフトバンクモバイルの躍進は1年以上にわたり続いている。
au、イーモバイルの躍進や、新興市場の競争も加わり、'08年の競争は今後数年の各キャリアにとって正念場になる。一方、ビジネス的な観点では、モバイルWiMAXや次世代PHS、そして3.9Gの世界が見え始めてきた。これら次世代ワイヤレスブロードバンド時代の到来は、携帯電話ビジネスにとって次のパラダイムになることが必至である。
セミナーでは通信・ITSジャーナリストの神尾寿が、短期的な市場変動要因の解説と分析、中長期的な次世代技術による市場トレンドの変化について予測。これから起こる次世代モバイル市場について、多角的な分析を行う。
激動! 携帯電話ビジネス“次世代”の潮流 セミナー
●日時:5月22日(水)
13時30分 - 16時30分
●受講費:2万9400円
※3名以上での申込みの場合、1人につき20%割引
●場所:メルパルク東京
東京都港区芝公園2-5-20 TEL:03-3433-7211
内容
<1>'08年の市場トレンド
1.明暗を分けた'08年春商戦
(1)月商戦に見えた大きな変化
(2)ドコモの課題とソフトバンクモバイルの可能性
2.携帯電話市場の変化とその影響
(1)新料金体系/新販売方式の影響
(2)市場トレンドの変化
3.法人市場の現状と今後
(1)法人市場 取材レポート
(2)“法人市場の風”をどう掴むか?
(3)法人市場での成功・失敗事例に見るヒント
4.市場構造の転換が引き起こす、大きな変化
(1)販売チャネルの激変が、キャリア・メーカーを直撃する
(2)'08年の冬将軍
<2>キャリア別 評価と分析
1.「ドコモの崩落」はいつまで続くか
(1)“ドコモ崩落”は、何が問題だったのか?
(2)ドコモ再生計画の全容と分析
(3)ドコモの崩落はいつまで続くか
2.ソフトバンクモバイル(SBM)はなぜ成功し続けているのか
(1)成功要因、整理と分析
(2)SBMの「第3ステージ」
(3)SBMの課題と弱点
(4)SBMの躍進は続くのか
3.岐路に立つKDDI
(1)未来がぼやけたau
(2)“au好調”の現実と課題
(3)auの魅力はどこにある? その可能性
4.その他のキャリア評価
(1)ウィルコム
(2)イーモバイル
<3>市場環境変化後の端末メーカー
1.端末メーカーに立ちはだかる“三重苦”
(1)キャリア、ユーザーから突きつけられる課題
2.端末メーカー「生き残りの条件」
(1)日本市場での条件
(2)海外市場の可能性
3.スマートフォン、MID、PNDの可能性
(1)分野別の現状と成功要因
4.日本市場における海外メーカーの実力と今後
(1)海外メーカー製端末は「どこまで受け入れられる」か?
(2)UI、機能、質感から見る海外メーカーの可能性
<4>次世代モバイル市場の可能性
1.2.5GHz帯 WBAの可能性と市場
(1)モバイルWiMAXと次世代PHSの可能性
(2)市場創出におけるWBAの課題
(3)新市場はどこまで作れるか?
(4)WBA成功の要件
2.スーパー3G(LTE)の実力と可能性
(1)ドコモ スーパー3G 動画レポート
(2)スーパー3G市場、成功の課題と要件
(3)スーパー3Gが生み出す新市場は何か
(4)スーパー3Gの実力と可能性
3.モバイル視点で見たNGNの可能性
4.モバイルブロードバンド市場、創出のポイント
<5>その他の注目分野
1.GPS関連サービス市場の拡大と可能性
2.モバイルから見る“PC”および“デジタル家電”連携
3.モバイルUIの在り方と重要ポイント
●申し込み
アークブレイン
URL http://arkbrain.co.jp/