トヨタのミニバン群の頂点に位置する『アルファード』が2世代目のフルモデルチェンジを行なった。2代目アルファードは弟分の『ヴォクシー』/『ノア』と同じように、精悍なフロントマスクを与えた兄弟車の『ヴェルファイア』を新た設定した。
新型アルファード/ヴェルファイアは、先代同様にメカニカルな部分は『エスティマ』と共用されている部分が多いが、旅客機のファーストクラスを思わせる豪華な7人乗り仕様を設けるなど、よりゴージャスな内容に仕上げられている。
アルファード/ヴェルファイアのチーフエンジニアを務めた中越裕三さんは「初代アルファードは市場で高い評価をいただき、ひとつのブランドを確立することができました。新型ではそのブランドをさらに極めるために、すべてを一新しました」
「そのなかでも優れた快適性を実現した7人乗りの「エクゼクティブパワーシート」には注目していただきたいと思います。ほかにも乗り心地や静粛性、ハンドリングなどもトヨタの最上級ミニバンにふさわしい進化を遂げています」
「新型アルファード/ヴェルファイアは、乗る人すべてが快適で、オーナーの方は所有していることを誇りに思えるようなミニバンに仕上げることができたと自負しています」という。
実際に新型アルファード/ヴェルファイアの室内は非常に心地よい空間に仕上げられており、先代に比べ快適性は大幅にアップしている。とくにキャプテンシート車の2列目はVIP専用のカスタマイズ仕様のような豪華な雰囲気を醸し出している。これぐらい豪華なミニバンなら、誰もが所有することの喜びを十二分に感じ取れるに違いない。