9日に発表されたパイオニア・カロッツェリア『サイバーナビ』の2008年モデルは“フルモデルチェンジ”に相当する。筐体のデザインも一新。昨年打ち出したスマートループをさらに強化し、「基本的には通信と連携させて使うナビ」へと進化している。
昨年モデルまでは1DIN(もしくは1DIN+1DINモデル)のみがブレインユニット対応で、2DIN-AVNモデルはハードディスクの取り外しができなかった。サイバーナビの“サイバーナビらしい機能”はブレインユニットとPCを連携させるところにあったといっても過言ではなく、本来ならば売れ筋となる2DIN-AVNモデルのマイナスポイントだった。
しかし、2008年モデルでは2DIN-AVNモデルもブレインユニット対応となり、ハードディスク部の取り外しが可能となっている。「ナビスタジオ」という専用ソフトを使うことによって、PC内に保存してある音楽や映像ファイルをブレインユニットに転送できる。
また、従来のリビングキットは大きめの筐体だったが、2008年モデルからクレードル的な小型筐体に進化。PCとリビングキットをUSBケーブルで接続するだけでよくなった。