富士重工業は(スバル)、同社の水平対向2.5リットルターボエンジンが、「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2008」で、「2.0 - 2.5リットル」部門賞で1位を獲得したと発表した。
表彰式は5月7日、ドイツのシュツットガルトにて開催中のエンジンエキスポの会場で行われ、スバルは2006年に同賞を初めて受賞して以来、2年ぶり2度目の受賞となった。
賞は、イギリス最大の自動車技術専門誌グループであるUKIP Media & Eventsの自動車雑誌部門が主催。評価するエンジンに対しての運転時の印象や技術特徴、性能、燃費などを評価して、世界32か国のジャーナリスト65人の投票により選ばれる。排気量別8つの部門賞と、その中から選ばれるグランプリとしての「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」、そして3つの特別賞が設定されている。
今回、2.0 - 2.5リットル部門賞を受賞した水平対向2.5リットルターボエンジンは、低中速トルクを向上させ、実用域での性能を高めたほか、ターボチャージャーなどを変更し、力強さ、扱い易さと環境性能の両立を図っている。
現在、欧州や北米、オーストラリアなどで販売されている『フォレスター』、『インプレッサ』、北米とオーストラリアで販売されている『レガシィ』、北米で販売されている『アウトバック』に搭載している。
日本でも、『レガシィアウトバック』に同エンジンを搭載した「2.5XT」を、5月8日から追加設定した。