フォードモーターはドアハンドルのスプリング部分及び燃料ホースの不具合から、18万台のライトトラックのリコールを発表した。
ドアハンドルの不具合は車内ドアハンドルのスプリングが脱落するおそれがあるとするもの。対象となるのは2007-08年型フォード『エクスペディション』とリンカーン『ナビゲーター』、合計12万4000台。
フォードでは「スプリングが脱落しても内側からドアの開閉は問題なくできるが、事故の際に衝撃でドアが開いてしまう可能性がある」という。
また、燃料ホースの不具合は燃料漏れの可能性があり、対象となるのは2006-07年型のリンカーン・ナビゲーター、フォード・エクスペディション、フォード『E150』『E250』『E350』バンの5.4リットル仕様、合計5万7000台。
フォードによるとこれまでにこれらの不具合が原因と思われる事故、負傷などのケースは報告されていない。