三菱自動車の益子修社長は24日、東京モーターショーのプレスブリーフィングで、『i MiEV』について、「開発は順調に進んでおり、市場投入も当初計画の2010年から前倒しが可能な状況」と述べた。
i MiEVは、三菱自動車が二酸化炭素削減の切り札としている新世代電気自動車で、電力会社と共同で開発を進めてきた。2007年度後半には、バッテリーやモーターを改良した新モデルで、一般道路での実証走行試験を行う予定だ。
益子社長も業務で都内を移動するときにはi MiEVを使用しており、実証実験の一端を担っている。
「行く先々でたいへん注目をされている」と益子社長は話し「日本国内にとどまらず、欧州をはじめとした海外展開も視野に入れて、市場性の検討を始めた」と付け加えた。