「収納、ユーティリティーを追及し、室内を徹底的に使い切りました。その上で、広々感と操る楽しさを追求したコクピットを両立させました」と語るのは、新型ホンダ『フィット』開発を担当した、本田技術研究所和光研究所デザインBスタジオの北島義也デザイナー。
「エアコンのコントロールスイッチはドライバーにより近く、見やすく、凝縮し、配置しました。インテリアパネルはインテリアカラーとコントラストを付けています」。
「メーターはアクリルの目盛りでハイテク感。盤面は立体化し、メカニカルな雰囲気を出しています。インフォメーションディスプレイには、今の時代の個性を反映させ、このクラスで初めて瞬間燃費を表示させました」。
乗車定員を超える10個(!)ものカップホルダーは「カップ以外に、携帯電話やコンビニに良くあるカップ型のお菓子なども収納できるようにです」。