【東京モーターショー07】日産 インティマ…ジュエリーのような

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【東京モーターショー07】日産 インティマ…ジュエリーのような
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日産『INTIMA』(インティマ)は、「Artを感じさせる考え抜かれたインテリアがもたらすくつろぎの空間」を持つ、成熟した大人のための新世代サルーンだ。日産が東京モーターショーに出品するコンセプトカーだ。

ルノーとアライアンスを組んで以降、日産はデザイン改革に力を注いできた。インティマの内外装には、その成果が多分に盛り込まれている。

デザイナー陣はインティマの内外装デザインについて、「ジュエリーのようなデザインを目指した」という。このシンプルなテーマ設定が奏功したか、細部を緻密に作り込みながら、全体の統一感も取れた造形美を持たせることに成功している。エクステリアは流麗なフォルムが特徴。ヘッドランプ、リアコンビネーションランプとも、光を透過した宝石のような輝きやパターンを持たせている。

インテリアは完全独立型の4座。シート、トリム、センターコンソールなどを、すべて流れるようなオーガニックなデザインで統一。ダッシュボードの化粧板はじつは木目ではなく、ウミガメの甲羅の加工品、べっ甲調という新コンセプト。もちろん保護動物であるウミガメの甲羅を使うわけではなく、べっ甲の持つパターン、色合い、透明感などを樹脂で再現したものだ。

また、通常はデザインの対象外であるドア開口部のトリム部分にもインティマのロゴが入れられるなど、隅々までデザインが施されている。「ドアを開けたときというのは、まさにウェルカムの瞬間。そのときに殺風景なモノが見えてしまうのは興ざめだと思い、徹底的に装飾をほどこしたのです」(デザイン担当者)

全長4980×全幅1840×全高1450mmという堂々たるボディサイズだが、前輪のセンターの位置などから、FWD(前輪駆動車)であると考えられる。エンジンはV6のクリーンディーゼルが搭載され、実走可能な状態での出品となる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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