自動車各社が3日発表した米国新車販売実績によると、日本大手3社は日産自動車が前年同月比18.2%増(営業日調整値)と大きく伸ばすなど揃って好調だった。1−6月の上半期実績では、トヨタ自動車が米フォードモーターに4万台強の差をつけ、2位に浮上した。
6月の実績はトヨタが6.1%増の約24.6万台、ホンダが7.3%増の約14.1万台だった。日産はライトトラックが2ケタ減となったものの、主力乗用車の『アルティマ』などで攻勢をかけ、合計では18.2%増の約9.2万台となった。
トヨタの上半期の販売は前年同期比7.4%増の約133.1万台で、12%減少したフォードを上回った。トヨタは昨年の下半期にフォードを抜いており、今年は通年でも2位になる可能性が高まっている。