気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2007年5月21日付
●人気ランキング、セダン3年後の下取り予想ベスト10(毎日・8面)
●解説:「ゴーン日産」初の減益、「脱・神話」へ技術で勝負(東京・7面)
●車盗難止めようと死亡、つくばで男性はねられ、強盗致死で捜査(東京・23面)
●特定財源見直しで自民検討、道路整備計画10年間に延長、諮問会議と攻防激化へ、事業量膨らむ恐れ(日経・2面)
●中国、民族系自動車メーカー、低価格で海外へ攻勢(日経・6面)
●自動車業界系列強化再び、買収での技術流出懸念(日経・9面)
●企業ブランド価値、トヨタ、5回連続首位、一橋大・本社調査(日経・9面)
ひとくちコメント
購入した新車を3年後(初の車検時)には一体、いくらで買い取ってもらえるのだろうか。マイカーを保有するユーザーは気になるところだが、きょうの毎日がビジネス情報のコーナーで「セダン3年後の下取り予想ベスト10」を掲載している。
中古車販売・買い取り大手のガリバーインターナショナルが独自に試算した結果を買い取り価格の高い比率からランク付けしたもので、セダンタイプの首位はホンダの『シビック・タイプR』で、新車価格の59−68%という。また、トヨタ自動車の「レクサス」シリーズは2位から5位までを独占したほか、7位にも顔を出すなどベスト10に5車種もランクインしている。
仮に先週発表した『LS600h』は1500万円で新車を購入しても3年後に900万円前後で買い取ってもらえる。もっとも、新車を10年も乗り続ける筆者のような庶民には縁遠い話だが……。