今週末はツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポンの第3戦が行なわれる。その中のイベントのひとつとして20日、日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟による、ロータス「100T」のデモランを実施。20日のピットウォーク中(11時40分-12時25分)に行なわれる予定だ。
ロータス100Tは、すでにF1のチームとしては存在していない名門ロータスが、87年のアクティブ・サスペンション搭載車「99T」の次にデビューさせたマシンで、ホンダエンジン搭載車。当時の中嶋のチームメイトは、3回ワールドチャンプとなったネルソン・ピケだった。
88年は、ホンダがマクラーレンにもエンジンを供給しており、セナとプロストによる16戦15勝に目がいってしまうが、中嶋も地元鈴鹿で予選6位をゲットするなど、日本人をシビれさせた。
すでにF1から撤退して久しいタバコブランド・キャメルの懐かしいイエローをまとったロータス100Tと、中嶋悟の勇姿を見に行こう。