【IRLインディ500】初めての予選ポールデイはエリオ

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インディ500の予選4日間の方式は2005年からスタートしたが、過去2年は雨の為ポールデイは中止。今年第91回がこの方式になって初めてのポールデイだ。そして、初めてのポールデイは最後の最後まで緊張感あふれる見ごたえのある内容となった。

初日の12日、走行を予定していたマシンのアテンプト(インディ500独自の用語。タイムアタック)が終わり、11台の予選通過マシンが確定した段階で、一番時計を計測していたのはダリオ・フランケッティ。

しかし予選終了時刻の10分前、5番手を確保していたエリオ・カストロネベスがその記録を放棄して再アテンプトに挑み、ポールポジションを奪取した。その後トニー・カナーンも再アテンプト。3周目まで最速周回を重ねたがラストラップで及ばず2番手となった。

初日に予選通過した11台は、グリッド順に1列目がポールのカストロネベス、カナーン、フランケッティ。2列目がスコット・ディクソン、サム・ホーニッシュ、ダン・ウェルドンで、スポット参戦のライアン・ブリスコーの7番手を筆頭に3列目には、ダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティ。10番グリッドがトーマス・シェクターで、今年もドライバーとしてインディ500にエントリーしたマイケル・アンドレッティが11番グリッドに滑り込み。松浦は予選2日目で17番グリッドを確保した。

12、13日に予選1、2日目を終えたインディ500は、翌週の19、20日に予選3日目とバンプディを行い、現地時刻27日午後1時に500マイルを競う決勝レースがスタートする。

《ケニー中嶋》

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