第91回インディ500の予選が12日から始まった。賞金総額約2億円、3週間にも及ぶ開催期間、スポーツイベントとしては世界一と言われる観客動員数等々、アメリカが誇る伝統の500マイルレースはすべてが特別だ。IRL第5戦としてシリーズに組み込まれているのだが、ルールも他のレースとは異なるインディならではの独特なものが多いが、予選方式もそのひとつ。4周の平均タイムを競う予選は4日間に渡って行われ、ポールデイと呼ばれる初日に1位から11位を、2日目に12位から22位、そして3日目は22位から33位を決める。初日に11番以内のタイムを出せなかったマシンが、2日目以降にすでにグリッドを決めたマシンのタイムを上回っても11番以内に入ることは出来ない。そして33台以上のエントリーがあった場合は、最終日のバンプディに最後の33番目のグリッドを争っての最終予選に挑む。また、他のリーグに参戦しているドライバーや、すでに現役を退いた往年の名ドライバーら、様々な顔ぶれがスポットで参戦するのもインディ500の楽しいところ。今年もマイケル・アンドレッティ、アル・アンサーJr.、ライアン・ブリスコーらが参戦を決めている。エントリーはドライバーではなくマシン=車毎ということもあり、現場で突然出走が決まることも多いため、シート獲得を狙うドライバー達も待機している。パドックに姿をみせたロジャー安川らの去就にも注目だ。
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