富士通テン、エコドライブ支援機能を搭載したドライブレコーダーを発売

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富士通テンは、ドライブレコーダー「OBVIOUS(アヴィアス)レコーダー」の運輸商用車向けシリーズから、エコドライブ支援機能を搭載したEMS(エコドライブ管理システム)認定モデル「高機能タイプ-I」「高機能タイプ-II」を、5月下旬から発売すると発表した。

新商品は、2007年3月に財団法人運輸低公害車普及機構(LEVO)の「平成19年度EMS普及事業補助対象機器」の認定を取得した。 

ドライブレコーダーは、車両に設置したカメラにより車両周辺の映像を撮影し、衝突や急ブレーキなど衝撃があった際の映像を記録するもの。

ドライブレコーダーを設置することにより、運転手の安全運転意識の向上が図れるとともに、日頃の運転状況を記録した映像を安全運転指導などに活用することができるほか、事故が発生した場合、記録した情報を解析することにより、事故原因を早急に把握することが可能となる。

今回発売するEMS認定モデルは、同社独自のエコドライブ支援ソフトを用いて、ドライバー個人の長時間アイドリングや速度超過・急加速の回数や時間などを総合的に判断して、ひと目で分かるエコ運転率を表示することができ、安全運転に加え環境保全を考えた運転意識の向上が図れる。

また、これらの項目による運転傾向を詳細に分析でき、的確な運行指導も行えるとしている。

同社の運輸商用車向けドライブレコーダーは、EMS認定の「高機能タイプ」2モデルに加え、現在発売中の「単機能タイプ」(非認定)と合わせて3タイプのラインナップとなる。エコドライブに積極的に取り組まれている運輸業界を中心に幅広い事業者に販売を促進する方針だ。

《レスポンス編集部》

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