【VW ゴルフ GT TSI 日本発表】パワーと燃費の両立

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VW『ゴルフGT』のエンジンが2.0リットル直噴の自然吸気から、1.4リットル直噴エンジンにスーパーチャージャとターボを組み合わせた、ツインチャージャーエンジンに変更された。

かつて日産『マーチ』などに、ツインチャージャーエンジンを搭載したモデルが設定されたことがあったが、直噴エンジンにツインチャージャーが組み合わされたのは世界初となる。また、トランスミッションにはMT並みの高い燃費性能が得られるDSGが組み合わされている。

このTSIと呼ばれるツインチャージャーエンジンを開発した、フォルクスワーゲンAG新技術担当広報のクリストフ コーネン氏は「このツインチャージャーエンジンは、単純に高出力を狙ったスポーツ志向のエンジンではありません」という。

「ツインチャージャーを組み合わせた主な狙いは、全回転域のでの高トルクと、クラストップレベルの燃費を両立するためです。また、ベースのエンジンは汎用の1.4リットルを使用していますので、コストアップも最小限に抑えています」

実際にゴルフGTの10・15モード燃費は、今まで設定されていた自然吸気の2.0リットルエンジンよりも、1リットルあたり2kmも上回る14.0km/リットルを実現。そのうえで、最高出力は20psアップの170ps、最大トルクは2.4リットル車並みの24.5kgmを達成している。単にツインチャージャーと聞くと、動力性能の向上を狙ったエンジンと思いがちだが、VWのTSIエンジンは大幅な燃費アップも実現したパワートレインなのだ。

《岡島裕二》

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