トヨタ自動車が発表した2006年の生産・国内販売・輸出実績によると、ダイハツ工業、日野自動車を含めたグループの世界生産台数は前年比9.5%増の901万7786台となり、初めて900万台を超えた。
世界生産台数で70年以上、トップを守り続けるGM(ゼネラルモーターズ)の2006年の世界販売台数は909万台で、トヨタは約7万台差にまで迫っており、2007年に追い抜くのは確実と見られる。
トヨタの国内生産台数は508万5600台だった。5年連続プラスで、過去最高だった。国内販売は、国内の全体需要が低迷したこともあって、横ばいの236万8706台にとどまった。輸出は同23.6%増の271万2541台で、国内販売を大幅に上回る台数を輸出した。
海外生産は同8.6%増の393万2186台で、15年連続でプラスだった。