【三菱 パジェロ 新型発表】ランクル プラド からシェア奪還狙う

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【三菱 パジェロ 新型発表】ランクル プラド からシェア奪還狙う
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新型三菱『パジェロ』(2006年10月4日発表)の最大のライバルは、パジェロのシェアをもっとも侵食したトヨタ『ランドクルーザープラド』だ。プラドは三菱にとってはいわば仇敵のようなもの。

パジェロが大ヒットしていた時代、プラドがパジェロに酷似したデザインを採用したことをはじめ、さまざまな遺恨があるからだ。プラドは2005年、月平均1000台以上を安定して売り上げている。

パジェロが販売台数を落とした要因はプラドの存在だけではないが、「やはりプラドからユーザーを取り返したい」(三菱関係者)との思いは強い。販売の現場でも、ユーザーの争奪戦がみられそうだ。

「販売については、ある程度の手応えを感じています。発売前、既存ユーザーなどを対象に内覧会を行いましたが、会場によっては来られたお客様の数が多くて混乱気味になったほどでした。SUV市場が縮小して久しい状況にあって、われわれにとってもある意味予想外でした」(国内営業企画本部・浅田国英氏)

三菱の主力SUV、新型パジェロの販売目標はグローバルで4000台/月。うちEUとオーストラリアで3分の1ずつ売られ、残り3分の1のうちの約半分にあたる700台が日本向けとなる見込みだ。90年代前半に月販1万台を記録したこともあるモデルとしては寂しい限りだが、月平均300台未満だった2005年のセールスからは倍増以上の販売拡大を狙う。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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