「新型『カローラ』のカラーのテーマは『和と洋の融合』です。『和とモダンの感性の融合』と言い換えてもいいかもしれません」と語るのは、トヨタ自動車デザイン本部デザイン開発室の植田志保さん。
「感性に訴えかける繊細で新鮮なカラーを採用しました。たとえばライトグリーンメタリックは、上品でフレッシュで、日本の自然の中の色をイメージしました。粒子の粒状感にも気を配り、輝きが違います」
「またフィールダーに採用した、カッパーメタリックは新開発の新色で、アクティブでスタイリッシュな世界観を表現しています。これは、ジュエリーのピンクゴールドを参考に、彩度高く、輝き、シャドウ部分もグレイにならず、しっかり色味が残ります」
「インテリアのグレージュは、グレイとベージュの中間のようなカラーですが、上質で先進的なイメージは、これからも展開していきます」