レクサス『LS460』のインテリアでは、ファブリックと本革の設定があり、来春発売予定のLS600hLではフルレザーの仕様が用意されている。
先代の北米向けレクサス『LS430』には「ウルトララグジュアリーパッケージ」という、シートやセンターコンソール、ドア内張り以外の、ドア上部やダッシュボードまでもが本革の仕様が用意されたが、国内向けトヨタ『セルシオ』にはなかった。
トヨタ自動車デザイン本部デザイン開発室レクサスカラーグループ長、田栗弘三さんは、「LS460のインテリアでは、ファブリックと本革の設定があります。本革ではさらにセミアニリンレザーをご用意しています。セミアニリンは、前処理で染め上げをしておき、吹き付ける塗装を減らして、耐久性を確保しながら柔らかくしっとりとした風合いを実現しています。このセミアニリンレザー採用の“I package”では、ルーフ内張りがアルカンタラになります」と説明する。
「さらに来春発売予定のLS600hLでは、ダッシュボードやドア上部までもフルレザーの仕様をご用意しています」