【新世代カーウイングス】新サービス、車内でネットサーフィンも

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【新世代カーウイングス】新サービス、車内でネットサーフィンも
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日産自動車は、カーナビ向け情報サービス「カーウイングス」でインターネットを活用した新サービスを開始すると発表した。新サービスは今秋発売予定の新型『スカイライン』に設定される新型カーナビゲーションシステムから対応する。

新しいカーウイングスのサービスは、車内でインターネット情報を入手し、ドライブの楽しさを向上させる世界初のテレマティクスエージェント機能を新開発した。

これはインターネット上の情報(RSS形式)を、車内利用に適したユーザーインターフェースに自動変換する世界初のテレマティクス・エージェント機能で、インターネット情報チャンネルとしてサービスを開始する。タイトルとコンテンツの音声読み上げ機能で、運転中でも安全に普段利用しているインターネットサイト(RSS形式の配信をしているサイト)の情報を入手可能だ。

サービス開始時は、Yahoo!新着情報、Yahoo!知恵袋、MapFanクチコミ情報its-moラボ地図ログちず窓、「あ、安部礼司」番組blog、So-net blogNISSANドライブナビなどのデータを受信できる。

また、ガイダンスする内容や順番、時間などを記載した番組表をエンジンスタート時に自動でカーウイングス情報センターよりダウンロードし、ドライブ中のTPOに合わせ、前方の施設や街の情報、ニュースなどをキャッチし、自動でドライバーに情報提供する。ニュースや天気、イベント情報など、施設以外の情報も提供する。番組表は、カーウイングス情報センターが時間、期間、エリアの指定や優先順位付けを実施することが可能だ。

さらに、プローブ交通情報(車両の走行情報)を活用し、最速ルート探索性能を向上した。カーウイングス会員の車両の走行情報をカーウイングス情報センターに送信し、この情報を編集・加工し、VICS情報ではカバーできないエリアの交通情報を提供する。従来のプローブ交通情報の弱点であったリアルタイム情報の欠損や網羅性の低さを補うため、リアルタイム推定補完技術を世界で初めて実用化した。

新サービスは10月3日〜7日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」でカーウイングスの新世代サービスと新型カーウイングスナビゲーションシステムが体験できるデモ機を日産ブースに展示する。

《レスポンス編集部》

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