レクサス『LS460』(19日発表)のエクステリアデザインには、一見シンプルでありながら、「時間軸」で感じる、様ざまな「仕掛け」が隠されている。
LSのボディサイド面からリア面へは明確なコーナーが無く、ショルダーラインがトランクへと滑らかにつながる。トヨタ自動車デザイン本部レクサスデザイン部の高澤達男さんは「リアのコーナーは普通は角がひとつだが、LSでは常識的な立体にはしていない。サイドから見たときはより伸びやかに見え、リアから見たときはよりワイドに見えるようになっている」と話す。
「パッと見ただけでは気づかないかも知れないが、所有するうちに分かって来る。オーナーがそれに気づいたときに喜びを感じられるような、時間軸で発見のある仕掛けになっている」という。