日産自動車は、国際物流総合展2006において、燃料電池フォークリフトの参考出品をはじめ、バッテリー式フォークリフトを中心に、新技術を装備した各種物流機器を出展する。
国際物流総合展の主催は日本産業機械工業会など6団体。東京ビッグサイトで9月12日−15日に開催される。
日産の燃料電池フォークリフトは、4輪タイプバッテリー式フォークリフト『アグレスBX』をベース車としGeneral Hydrogen社(本社:カナダ)の燃料電池システムを採用した。燃料電池ユニットは圧縮水素を燃料とし、バッテリーフォークリフトの鉛蓄電池と同一の寸法、形状、重量、電圧とし、車両仕様に最適なシステムとした。
同型機は北米日産にて実用試験を行っており、燃料電池システムの研究に積極的に取り組んでゆく。
そのほかバッテリー式フォークリフト3台、エンジン式フォークリフト1台、平成19年排出ガス規制対応ガソリンエンジン、簡易無人搬送車(SAV)、ハイリフトを出品予定。