【新聞ウォッチ】広州国際自動車ショーが開幕、中国重視の日産

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年7月25日付

●日産、国内販売11%減、自動車大手上半期実績、トヨタ4期連続プラス(読売・8面)

●Jエナジーも値上げ ガソリン卸値、来月5.5円(朝日・8面)

●日産戦略車、初披露は広州(朝日・8面)

●日産「ラルゴ」などリコール(毎日・27面)

●世界生産1億台超す、日産、創業73年で(東京・8面)

●3社提携絡む思惑、割れたデトロイト薄らいだGMの重み(日経・13面)

●交遊抄:「トヨタ二代」芦田邦弘・インスパイア会長(日経・40面)

ひとくちコメント

中国のデトロイトといわれている広東省広州市で「広州国際自動車ショー」が開幕。きょうの日経などに「環境・安全」をアピールするメーカーも多いなど、今回のショーの見所などを取り上げている。

このうち日産自動車は、世界戦略車の新型ミニバン『リヴィナジェニス』を世界に先かげて初公開。不振が続く日本や北米をカバーするためか、急成長する中国市場を重視する姿勢を打ち出している。三菱自動車も今年後半に中国市場に投入する『ランサー』『ギャラン』を披露するなど、日本のメーカーでも先行するホンダ、トヨタを追随する。

昨年、筆者も上海モーターショーを取材したが、展示車両の前で美人コンパニオンがポーズをとるスタイルは東京モーターショーと同じ光景だ。31日までの会期に50万人を見込んでいるそうだが、新車を見つめる来場者の熱い視線は老若男女問わず中国のほうが数十倍も勝っていた。

《福田俊之》

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