国土交通省道路局が5月5日−11日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国の1日あたりのETCの利用率は、57.0%だった。4月22日−27日の1週間で60%を突破したが、再び50%台に戻った。
道路事業者別に見ると、首都高速が67.0%、中日本高速が59.3%、阪神高速が58.8%、東日本高速が53.7%、西日本高速が52.4%、本四高速が52.1%だった。
5日-7日は、ゴールデンウィークの後半。多くの営業用車両が動かない時期で、営業車が利用率の向上を担っていることが今回も実証された。
普及状況は、ETCセットアップ件数は10日までに9万3372台だった。また、ゴールデンウィーク中に、累計1200万台を突破したが、1100万台突破から2カ月だった。