エディアは、韓国ヒュンダイオートネット社と共同開発した、新型カーナビゲーション『PONTUS EN-3300』を3月下旬より販売開始する。CD-ROMやDVD、HDDに代わる新たな地図記憶媒体としてSDメモリーカードを採用した。昨年暮れに先行発売した『EN-3500』と同タイプの基本性能で、車載専用とした廉価版。
エディアによると同様の製品は海外では人気が高く、従来のカーナビでは開拓が難しい、欧米や日本以外のアジア市場で普及の兆しを見せているという。エディアはこの新型カーナビを新しいテレマティクスプラットフォームとして展開することで、日本のテレマティクス市場の発展を促進できると考えている。
EN-3300は折りたたみ式GPS アンテナを内蔵。吸盤式スタンドをダッシュボードに設置するだけで、購入したその日からカーナビとして使用することができる。EN-3500と比べ、クルマ用途に機能を絞り、小型軽量化(186g)とコストダウンを実現した。
MP3プレーヤー&ピクチャービューア機能を搭載、SDカードに入れたデータを再生して音楽を聴いたり、デジカメで撮った画像を見たりできる。
専用ウェブサイトでは地図データなどのダウンロードが可能。データを更新することで、いつでも最新データでナビを使うことができる。
価格はオープン。