ダイムラークライスラー日本は23日、ジープ『ラングラー』や同『チェロキー』など3車種のオートマチック・トランスミッション(AT)に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。04年11月から05年7月までに輸入された1355台が対象。
ATでパーキング・ギアを作動させるためのピボット・シャフトを支持しているアンカー・ピンの組み付けが不適切なため、ピンが所定の位置からずれることがある。そのためピンが脱落し、最悪の場合はシフトをパーキング位置にしてもギアがロックせず車両が動き出す恐れがある。