ハイカの利用停止で、ETCへの付け替えも

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東日本高速道路などの高速道路事業者は、3月31日24時をもって全てのハイウェイカード(以下ハイカ)の利用を終了する。

それに対応して、3月1日よりハイカの残数の払戻しを郵便受付、窓口受付で開始する。さらに、ハイカの残数のETCへの付替えも、窓口受付だけでなく、郵送で受け付ける。ハイカユーザーは、二つの方法でハイカの残数を処理できる。

(1)ETCへの付替え

ハイカの残数を「ハイカ・前払い残高管理サービスの前払い金」へ付替えてそれをETC利用時の支払いに充てる。このサービスを受けるには、事前に「ハイカ・前払い残高管理サービス」に登録する必要がある。すでにETC前払い割引サービスに登録しているユーザーは、そのIDとパスワードを利用して「ハイカ・前払い残高管理サービス」を受けられる。ハイカの残数分がETCへ付替えられる。

(3)払い戻し

ハイカの残数×(販売価額÷券面金額)=払戻し金額(1円未満の端数は切り上げ)という払戻しに基づいて算出する。なお再発行ハイカの場合は、再発行前の元ハイカの販売金額・額面金額で計算する。また払戻しは、銀行・信用金庫などの金融機関への振込を予定(郵便局での対応も準備中)、申込から振込までは3週間−1カ月間かかる(振込手数料は道路会社で負担)。

窓口受付は、東日本、中日本、西日本の3社は料金所事務室、支社・管理局、首都高速は西東京管理局、東東京管理局、神奈川管理局、阪神高速は大阪管理部、神戸管理部、阪神有料道路サービス協会、本四高速は料金所事務室。

残数5000円の1万0500円ハイカの場合、払戻しは4762円となるのに対し、ETCへの付替えならば5000円そのままと、ETCへの付替えの方が約240円もお得になる。ETCユーザーならば迷わずETCへの付替えを選ぼう。

《編集部》

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