三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、2006年の第28回ダカールラリー(通称パリダカ)に、「パジェロエボリューション」最新モデルの「MPR12」型4台を投入する。
パジェロエボリューションは2003年のデビュー以来、パリダカでは3連勝と無敗。FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップやバハカップへの参戦、モロッコでのテストによって、常に戦闘力と信頼性の向上を図っている。
増岡浩は「MPR12型は、エンジンがよりフラットトルクで扱いやすくなり、駆動系の耐久性も高められている。サスペンションも一層しなやかに動くようになったので、存分にアクセルを踏み込んでいける。マシンに対しては大変満足」と意欲を見せる。
三菱によるパリダカ初参戦は、1983年の第4回大会に市販車無改造仕様『パジェロ』による。