東京モーターショー(10月19日−11月6日)西ホール、フォードグループエリアの一角にあるジャガーブースのメインステージに飾られていたのは、日本初公開となる最新鋭のラグジュアリークーペ、新型『XK』だ。
スタイリングは従来型XKのイメージを踏襲したものだ。リアセクションがノッチバックからリフトバックに変更され、ロングノーズ、ショートデッキのフォルムは、さらにほっそりとした繊細なものになった。
このボディはアルミモノコック製で、車体はきわめて軽く作られている。全長4.7mオーバーの大柄な4シーターボディに4.2リットルV8・DOHC(298ps/42.8kgm)という大排気量エンジンを搭載しているにもかかわらず、車重は1.5t台に抑えられている。
東京モーターショー会場のフォードグループ・エリアには、アストンマーティン(アストンマーチン)というプレミアムブランドの展示スペースもあるが、ジャガーXKはアストンのエキゾチックモデルよりは富裕層の購入対象としてはるかに現実味があるためか、注目度ではまったくひけを取っていない。日本導入は未定とのことだが、近日登場の可能性が高い。