【東京モーターショー05】ジャガー XK 新型、早くも来日で人気

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【東京モーターショー05】ジャガー XK 新型、早くも来日で人気
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東京モーターショー(10月19日−11月6日)西ホール、フォードグループエリアの一角にあるジャガーブースのメインステージに飾られていたのは、日本初公開となる最新鋭のラグジュアリークーペ、新型『XK』だ。

スタイリングは従来型XKのイメージを踏襲したものだ。リアセクションがノッチバックからリフトバックに変更され、ロングノーズ、ショートデッキのフォルムは、さらにほっそりとした繊細なものになった。

このボディはアルミモノコック製で、車体はきわめて軽く作られている。全長4.7mオーバーの大柄な4シーターボディに4.2リットルV8・DOHC(298ps/42.8kgm)という大排気量エンジンを搭載しているにもかかわらず、車重は1.5t台に抑えられている。

東京モーターショー会場のフォードグループ・エリアには、アストンマーティン(アストンマーチン)というプレミアムブランドの展示スペースもあるが、ジャガーXKはアストンのエキゾチックモデルよりは富裕層の購入対象としてはるかに現実味があるためか、注目度ではまったくひけを取っていない。日本導入は未定とのことだが、近日登場の可能性が高い。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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