日野自動車は、『レンジャー』のエンジンに不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は04年5月から05年月までに生産した260台。
これらのクルマのうち消防車において、エンジンのパワーステアリングポンプを取り付けるフライホイールハウジングの穴位置が不適切で、パワーステアリングポンプギヤに噛み合うエアコンプレッサーギヤのバックラッシがないものがある。
このためギヤが損傷して異音が発生し、使用を続けると、最悪の場合、パワーステアリングポンプシャフトが折損し、操舵力が増大して基準に適合しないおそれがある。