朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年10月18日付
●「再生」の試金石 三菱自動車「アウトランダー」発売(読売・10面)
●GM、赤字16億ドル 7−9月期、不振打開策見えず(読売・10面)
●インドと私 スズキ会長鈴木修さん、「自然と共存」に愛着(朝日・9面)
●指の静脈でクルマドア開錠 日立製作所、認証システム開発(産経・8面)
●ホンダ、中国に新部品工場(産経・8面)
●経団連の会長職「奥田氏が打診」御手洗氏(産経・9面)
●自工会、次期会長にトヨタ張氏(東京・9面)
●SUVで勝負、マツダはハイブリッド(東京・9面)
●首相靖国参拝 反日警戒企業は緊張(日経・3面)
●経団連の改革に期待 小枝自工会会長(日経・13面)
●日産、ウクライナにも高級車(日経・13面)
●東京国際自動車会議が開幕(日経・13面)
ひとくちコメント
日本自動車工業会の次期会長にトヨタ自動車の張富士夫副会長が就任することが固まったという。きょうの東京が報じている。会長職はトヨタ、ホンダ、日産の輪番制。来年のことをいうと鬼が笑うというが、次の会長職はトヨタが引き受けることになっている。
張氏は次期経団連会長の有力候補でもあるが、奥田碩会長(トヨタ自動車会長)の後任には、キヤノン社長の御手洗冨士夫氏の起用が急浮上していることから、張氏は経団連副会長を兼任しながら自工会の会長にも就任する意向のようだ。
21日の東京モーターショーの開会式では張副会長が開会宣言を行う予定であり、事実上、次期会長としてのリハーサルとなる。