【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
  • 【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心

★デザイナーはシトロエンがお好き!!

どのクルマが好きかと聞かれたとき、もしあなたがカーデザイナーなら『DS19』と答えるのが正解、と言いたい。

「蓼食う虫も好き好き」と言われるように、クルマの好みも人によって違うし、世界には素晴らしいクルマがごまんとある。正解が一つなどと言うことはありえないと噛みつくのも結構。確かにその通りでもあるから。

美しさは、リズム、バランス、シンプルさ等々、数えきれないくらい多くの要素からなっている。どれが第一と決めるのは難しい。しかし、クリエイティビティの観点からだとユニークさが最重要と言ってもよい。

これらのデザイン要素を頭に描きながら世界のクルマを思い浮かべていくと、50年前に誕生したDS19のデザインに行き着いてしまうのから不思議。

優れた芸術は時代を越えてもその輝きが衰えない。むしろその輝きを増すとことすらある。実は…昔、冒頭の質問をされて困惑した張本人は私なのだ。若造だった私に正解など出せるわけもなく、以後、深い心の傷となって残っていたのだ。

同じ質問に今なら迷わずDS19と答えられる。不朽の美しさとユニークさを兼ね備えたのは、今でもこのクルマ以外頭に浮かばないからだ。

シトロエンには、DS19以外に『2CV』、『アミ6』、あるいは『メアリ』とユニークなクルマが数多くある。どこかオモチャ的な愛らしさが共通していて、愛好家も多い。C3プルリエルがこの系譜の1台として、多くの人に愛されることを願いたい。

★あばたもえくぼのぶうちん
★デザイナーはシトロエンがお好き!!
★フランス流クルマの愛し方

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集