【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心

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【D視点】シトロエン『C3プルリエル』の自己中心
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★あばたもえくぼのぶうちん

久々にシトロエンらしいユニークな新型車、『C3プルリエル』が登場した。昆虫の「ぶうちん」と言った感じで、ショーカーが街に飛び出したと勘違いする向きもいそうなくらい独創的。

円弧を基本に構成されたデザインは、ボディから部品類まで、どれをとっても他に例がない形状。しかしデザインクオリティはフランス車に相応しく洗練されているし、走りも『C3』をベースにしている優れもので侮れない。

このユニークさはデザインだけではない。サルーン、パノラミックサルーン、カブリオレ、スパイダー、そしてスパイダーピックアップと、一つのクルマで5種類のバリエーションが楽しめるのだ。このような構造はおそらく世界初だろう。

「プルリエル」とは「複数」の意で、構造がネームの由来となっており、シトロエンの会心作と思われる。

特徴満載のクルマだが、なんといっても目立つのはフロントピラーからリアピラーまで一気に続いたアルミニウム色のサイドアーチだ。

このサイドアーチの一部を外すとスパイダーになるのだが、外した部品は折りたたんだり、分割したりすることができない。車積は難しいからガレージなどに置き去りにするしかない。片側だけで12kgと軽くはないので脱着は大変だが、盗まれにくいという利点もある。

並のクルマでは味わえないユニークさは「あばたもえくぼ」の感じで、ハマルと抜けられなくなってしまいそうなコワーイ魅力もある。

D視点:デザインの視点
筆者:松井孝晏(まつい・たかやす)。東京造形大学教授、デザインジャーナリスト。元日産のデザイナーで、社会現象となった『Be-1』をプロデュースした。

★あばたもえくぼのぶうちん
★デザイナーはシトロエンがお好き!!
★フランス流クルマの愛し方

《松井孝晏》

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