ホンダが発表した8月の四輪車の生産・販売・輸出実績は、世界生産が前年同月比12.4%増の27万3572台と2ケタの伸びとなり、8月として過去最高となった。
国内生産は国内販売、輸出が低調で同2.6%減の8万783台と2カ月連続でマイナスになった。
国内販売は同6.7%減の4万9547台と、2カ月連続でマイナス。軽自動車は順調だったが、『オデッセイ』や『フィット』が低迷した。
輸出は同2.1%減の3万3278台と12カ月ぶりのマイナス。欧州向けの『アコード』シリーズのイヤーモデル切り替えやアジア向けの『シビック』シリーズのモデル切り替えの影響が大きかった。
海外生産は同20.1%増の19万2789台と2カ月ぶりにプラスとなった。とくに、アラバマ工場の第2ラインがフル稼働となり、北米生産は同20.6%増の12万6367台と単月として過去最高となったほか、欧州やアジアも好調で、2ケタの伸びとなった。