【ポルシェ 911カレラ4/4S海外リポート】その1 RRの走行性能を引き立てる4WD…河村康彦

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ポルシェ『911』の過半数は4WDモデルで売れている……こう切り出すと、「そんなまさか!?」と思わずそんな声を上げそうになる人も少なくないだろう。しかしそれは事実なのだ。

4WD専用のモデルである“ターボ”をカウントに加えると、「すべての911シリーズのうち、半数以上は4WDモデルで売れている」というのが過去1年間のポルシェ社のデータであるという。

そもそも、ポルシェのヒストリーは4WDのテクノロジーとともに幕を開けた、というのもまた意外に話題には上がらない歴史上の真実。フェルディナント・ポルシェ教授がまだポルシェ社の創業以前に自らがデザインをした電気自動車『ローナー・ポルシェ』の4輪ハブにモーターを埋め込み、パリの万国博覧会に出展をしたのが1900年のこと。すなわち、「ポルシェ4WDの歴史は、軽く100年以上に及ぶ」というわけである。

もっともそうはいっても、現在へと続く“量産4WDモデル”の歴史がスタートをしたのは、さすがにそう古いことではない。1989年に社内コード964型と呼ばれた当時の911シリーズに、“カレラ4”としてフルタイムの4WDモデルをリリースをしたのがその起源。以来ポルシェでは、「911の大きな特徴であるRRレイアウトの美点をさらに強調するのが、4WD化を行なう目的」と述べている。

すなわち、そうしたフレーズの裏側には、エンジンのハイパワー化によって不足を来たしたトラクション能力を補うためだけ4WD化を行なったのではない、という意味も込められているように受け取れる。世の多くのクルマにありがちなトラクション能力改善という目的だけから4WDモデルが誕生したわけでは決してないというのが、ポルシェが放つメッセージなのだ。(つづく)
《河村康彦》

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