24日、ホッケンハイムでの母国GPでB・A・R・ホンダのジェンソン・バトンにオーバーテイクされ、表彰台を逃したフェラーリのミハエル・シューマッハ。タイヤのグリップ不足に苦しみ、その後もルノーのジャンカルロ・フィジケラの激しい追い上げにあい、抜かれて5位。
「僕らにとって最大の問題がタイヤだ。タイヤからのグリップ力が足りなさすぎるんだ」と、珍しくレース後にブリヂストンを批判するコメントを残したシューマッハ。今シーズンこれまでは前向きな姿勢を貫いて来たシューマッハだったが、ここに来てその楽観主義に翳りが出て来たようだ。