三菱ふそうトラック・バスは、『エアロスター』の原動機に不具合があるとして、リコールを届け出た。昨年9月29日に届け出たリコールの対象車種に漏れがあったため追加した。対象は00年10月から04年1月までに生産した38台。
これらのクルマでは、エンジンを支持しているエンジンリアマウントにおいて、防振ゴム部の強度が不足しており、発進加速時のエンジン回転方向の揺動の繰り返しにより、マウントのゴム部に亀裂が発生し、破断することがある。
使用を続けるとエンジンフロントマウントも損傷し、最悪の場合、変速機操作力伝達機構の原動機側支持部がはずれて変速操作ができなくなるおそれがある。