気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年4月13日付
●ライブドア、フジ月内和解へ(読売・1面)
●高級セダン、競争激化 BMW主力3シリーズに新型(読売・11面)
●またリコール27万台、三菱自動車4車種、4年前に事故(読売・34面)
●ベンツは3欠陥、5万台リコール(朝日・29面)
●トヨタも5256台、「ヴィッツ」リコール(毎日・26面)
●米貿易赤字、初の600億ドル台、2月、原油高や自動車輸入増(東京・1面)
●ガソリン1リットル120円、原油高騰ドライバー直撃(東京・3面)
●GM・フォード、不振長期に、大型車でシェア失う(日経・7面)
●中古車登録、昨年度3.3%減(日経・11面)
●日本のサラリーマン、40人に1人は外資系、ジェトロ調査(日経・13面)
ひとくちコメント
経営再建中の三菱自動車が『ギャラン』『コルト』などの主力車種でファンの配線部品などに欠陥があったとして、27万台を超える大量リコール(回収、無償交換)を国土交通省に届け出た。
きょうの 各紙が「またリコール」(読売)と社会面などで大きく取り上げている。この日は同時にベンツとトヨタでもリコールを届け出たが、三菱に比べれば各紙とも控え目な掲載である。
というのも、三菱は先月末、社内調査結果を公表し「欠陥隠し」問題にケジメをつけて、全社をあげて信頼回復に努めている矢先の出来事。
益子修社長は「お客様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」とのコメントを発表したが、信頼回復への道がまた一歩遠のいた。